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【コミックエッセイ】「やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方」:わたなべぽん

本レビュー「やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方」(著:わたなべぽん)) その他

なんとなく』続けてきたことを『やめてみた』結果、生活がどう変わるのか。

 

そんな著者の日常を描いたコミックエッセイ

やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方

を紹介していく。

 

書籍情報

著者:わたなべぽん

出版社:幻冬舎(幻冬舎文庫)

ISBN:978-4-344-42841-6

 

感想

必要だと思っていたもの、実は必要じゃないかも…

「なんとなく使ってきたけれど、本当に今の自分に必要なんだろうか」。そんな思いで炊飯器、ゴミ箱、そうじ機といった生活必需品から、つい謝ってしまう癖、もやもやする友達付き合いなどを「やめてみた」日々。その果てに訪れた変化とは? 少しずつ生きるのが楽になっていくさまを描いた実験的エッセイ漫画。

わたなべぽん、「やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方」、2019年、裏表紙より引用

 

なんとなく使ってきた」という経験は誰しもあると思う。

 

  • 実家で使ってたから、自分も使おう
  • 周りが使ってるから自分も
  • 変えるのめんどくさいから、そのまま

などなど、いろいろな理由があるだろう。

 

そのとき「本当に自分にとって必要か」を考えたことがある人、は少ないと思う。

 

著者である “わたなべぽん” さんは、そんな『なんとなく』に向き合い、切り込んでいく。

 

この本が、自分の生活を見直すきっかけをくれるかもしれない。

 

物質的なもの、だけでなく考え方も

イメージ「不安」

『やめてみる』のは、何も物質的なものだけではない。

 

人間関係や考え方、生き方などメンタル的な部分まで切り込んでいく。

おそらく、より共感できるのはこちらの方だろう。

 

 

生きていて悩み事などない人などいないと思う。

 

何とか変えたいと思っているけど、最初の一歩が踏み出せない。

この本はそんな人を、少しだけ後押ししてくれるかもしれない。

 

“わたなべぽん” さんも色々なことに悩んでいる。

そして、果敢に自分を変えてみようとトライしている。

 

そんな姿を見ているうちに不思議と

「自分も一歩踏み出してみよう」

と思えるようになるかもしれない。

 

コミックエッセイって読みやすい

コミックエッセイって、こんなに読みやすいんだ」

というのが、読了後一番に抱いた感想である。

 

このジャンルの作品を読んだことがなかった私にとって、かなり衝撃的なことであった。

 

ただでさえ読みやすいと呼ばれている『エッセイ』。

加えて、イラストがつくことによってさらに読みやすくなっている。

 

「これ、本の中で一番読みやすいジャンルなんじゃ…」

と思ってしまった。

 

普段読書しない人でも、間違いなく手に取りやすいジャンルだと思う。

 

ぜひ一度手に取って一読してみてほしい。

 

 

 

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