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【マンガレビュー】「青のフラッグ」 -人と違うこと-

年を重ねるにつれて、ファンタジー系に触れなくなってきた今日この頃。

 

今回読んだマンガも、等身大の高校生が主人公の作品です。

 

 

 

青のフラッグ、とは

KAITOによるマンガ作品で、コミック配信サイト『少年ジャンプ+』で連載された作品です。

完結(全8巻)はしているものの、現在(2020年8月24日)でも配信サイトで読むことができます。

 

物語の舞台は高校、そして主要人物は受験を控えた高校三年生。恋愛がテーマの作品ではあると思いますが、それだけでは語りつくせない人間ドラマです。

 

 

感想

この作品の完結前、SNSでたびたびトレンド入りしていたことを知っていたものの、読んだことがありませんでした

 

後から手を出してみて、そしたら滅茶苦茶面白くて、もっと早く読んでおけばよかった、と思うことがかなりあるので話題になった時点で試しておくべきなのですが、人は簡単には変われないものですね。

 

 

タイトルにも書きましたが、このマンガの大きなテーマの一つが『他者との違い』だと思います。

 

個人的な印象として、小学校から高校まではみんなと同じが素晴らしい、みたいな訳のわからん価値観を押し付けられる教育が存在する気がします。

全ての学校がそうとは言いませんが、私は今まで生きていてそう感じました。

 

多様性が大切とか、個性を尊重しろとか言いながら、実際は真逆なわけですからね。

 

中学、高校も学習する範囲が決まってて、全員がそれに合わせるから、人によってはつまらないですよね。人によってはもっと応用的なことを知りたい、とか、もっと基礎を学びたいっていう人もいるでしょうし。

 

そもそも勉強は自分の探求心を原動力にするものだと思うので、決められたとおりにしてたら、勉強楽しくなくなると思いますよ。

 

話がずれたんですけど

いま自分が生きてる世界って、ちょっとでも枠からはみ出していると認められない社会だと感じます。

そんな社会に対してどう向き合い、考えるべきなのか、ということのヒントをくれる作品だと思います。この「青のフラッグ」は。

 

いま、高校生の人はその他にも共感できる部分があると思うので、おすすめです。

ぜひ読んでみてください。

 

今回はここまで

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

じゃあね

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