未来からやってきたサイキック少女と『ヤクザ』の共同生活を描いたコメディー
マンガ「ヒナまつり」
を紹介していく。
書籍詳細
著者:大武政夫
出版社:KADOKAWA(BEAM COMIX、HARTA COMIX)
ISBN:978-4-04-727381-8(第1巻)
完結済み。(全19巻)
2018年にアニメ化された。(全12話)
第1話(Amazon)↓
あらすじ
芦原組の若手ヤクザ “新田義史” は大好きな骨董品に囲まれながら、優雅な生活を送っていた。
そんなある日、彼の家に突如謎の物体が落ちてきた。
その中に入っていたのは、未来からやってきたサイキック少女 “ヒナ“。
なんだかんだで新田はヒナの面倒をみることになった。
奇妙な二人の共同生活が今、始まる。
感想
サイキック少女とヤクザ
(※クリックするとAmazon商品紹介ページへ飛びます)
今まで出会った作品の中で一番好きなギャグマンガが「ヒナまつり」だ。
アニメからこの作品を知り、マンガ全巻集めてしまった。
残念ながら2020年に完結しまったが(もっと続いてほしかった…)、今でも読み返してしまう。
本作はサイキック少女が突如、ヤクザの住んでいる家に落ちてくるというかなり突飛な設定で、内容は9割コメディーだ。
ヤクザの新田とサイキックのヒナを中心に物語が進んでいく。
この二人の他にも面白い人が多く登場する。
そのうちの一人が女子中学生の “三島 瞳” 。
彼女の見た目は小さな普通の中学生。
巻き込まれ体質であり、何でもそつなくこなしてしまう。
そのことが災いして、普通ならまず考えられないようなことに巻き込まれていく。
当初は普通の中学生だった彼女が、作中で一番やばい人物かもしれない。
あなたが数巻読み終えるころには、彼女の行動を気にせざるを得なくなっていると思う。
「ヒナまつり」には彼女の他にも、ちょっと変わった人たちが登場する。
ストーリーやお笑い要素だけでなく、キャラクターが立っているのが「ヒナまつり」のすごい部分だと感じる。
思わずにやける面白さ
このコミックスは家の中で読むといい。
なぜなら、読んでいると思わずにやけてしまうからだ。
もしかしたら声を上げて笑ってしまうかもしれない。
そうなったら間違いなく不審者だ。気を付けたい。
「ヒナまつり」は面白い。
笑うまいと思っていても、にやけてしまう。
ギャグセンスが秀逸で、予想だにしないところからボケとツッコミが現れる。
ハマる人にはハマると思う。
もし電車やバスの中で読んでいたら、にやけてしまうかもしれない。
アニメを見た人にも
(※クリックするとAmazon商品紹介ページへ飛びます)
アニメは見た、だけどマンガは読んでない
という人は多くいると思う。
そういった人にこそ、マンガを読んでみてほしいと思う。
アニメはコミック第9巻までの内容となっている。
「ヒナまつり」のアニメは1クール12話。
ここで気づく方もいるだろう
「アニメの話数に対して、原作の範囲広くない?」と。
実際原作には、アニメ化されていないエピソードがかなり収録されている。
『「ヒナまつり」面白い』と思った方は、ぜひコミックスも読んでみてほしい。
コミック全巻セット(Amazon)↓
アイキャッチの書影画像は版元ドットコムから利用しています
コメント